帚木の巻(源氏物語)

 近衛中将となった光源氏が宮中の物忌みで宿直所に籠っていた五月雨の夜、居合わせた頭中将と読書のついでに傍らの厨子の中から受け取った文の一部を披露しているところへ左馬頭、藤式部丞がやってきて、夜を徹して4人の若者が女性の品定めをする「雨夜の品定め」の場面です。


光源氏

頭中将

藤式部丞

左馬頭